派遣で働くメリットがよくわからないから、自分が派遣に向いているかもわからない・・・
このような悩みがある人いませんか?
この記事では、派遣で働くメリットやデメリット、派遣に向いている人の特徴を解説しています。ぜひ最後まで読んで、自分が派遣向きかどうか確かめてみてください。
派遣に向いているかも?と、感じたら、とりあえず一社だけ無料登録しておきましょう。
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派遣と正社員の違いをざっくり比較
派遣と正社員のおもな違いをまとめてみました。大きな違いは次の5点です。
項目 | 派遣 | 正社員 |
---|---|---|
雇用主 | 派遣会社(派遣元) | 就業企業 |
雇用期間 | 最長3年 | 期間の定めなし |
福利厚生 | 国が定めたものを適用 | 住宅補助や持ち株制度など 会社独自の優遇あり |
異動や昇給 | 基本なし | 基本あり |
業務内容 | 契約書類に定めた範囲のみ | 会社の意向に準じる |
派遣は雇用の安定性や待遇の手厚さが不足しますが、業務が限定的で責任が軽くライフ・ワーク・バランスを保ちやすい働き方です。一方正社員は、雇用の安定性や昇給、福利厚生には恵まれるものの業務の負荷は高く、異動や転勤もまぬがれません。
派遣と正社員の違いはメリットとデメリットが逆転します。どちらをよしとするかは、価値観やライフワークによって変わるでしょう。
派遣で働くメリット10選
派遣で働くメリットを以下にあげてみました。派遣のメリットをまとめると「自分好みに働ける」「フォローしてくれる存在がいる」の大きく2つに集約できる印象です。
- 仕事の条件を細かく設定できる
- 正社員より仕事が決まりやすい
- 正社員では採用されないような会社で働ける
- プライベートを大事にできる
- 未経験の仕事でも挑戦しやすい
- スキル次第では高い時給で働ける
- プロに相談できる
- 辞めても次の派遣先を紹介してもらえる
- いろんなスキルアップ講座を受講できる
- 人間関係のしがらみが少ない
順番に見ていきましょう。
1.仕事の条件を細かく設定できる
以下の大手派遣会社4社の求人ページにて「在宅勤務」「残業」のチェック項目を洗い出してみました。「在宅勤務」と「残業」の2つだけでも、求人検索の選択肢は、かなり細かいことがわかりますね。
<求人検索ページの条件設定 一例>
ほかにも、求人ページにある検索項目をいくつかピックアップしてみました。就業環境や業務イメージが湧くような検索項目が多いですね。
- 職場はアットホーム
- 仕事はコツコツ
- ルーティンワークがメイン
- 電話対応なし
- キレイなオフィス
- 40代・50代が活躍中
- 複数名募集
- 男性比率高め
- ブランク(1年以上)OK
- 主婦(ママ)・主夫歓迎
派遣を検討している人は、働く環境に細かくこだわりたいことがうかがえます。
2.正社員より仕事が決まりやすい
派遣の採用は企業から依頼がきてから、おおよそ2~3週間で就業開始するのが一般的です。(最短1週間前後)
「出来るだけ早く働きたい!」という人は、一旦派遣で働き始めてしまうのもアリ。長期派遣が不安であれば、3ヶ月程度の短期案件を狙うのもいいでしょう。
派遣で働きながら、正社員を目指してじっくり就職活動をする人もいますよ。
3.正社員では採用されないような会社で働ける
誰もが知っている、ハードル高めの大手企業でも、派遣なら採用の可能性が高くなります。大手企業は、スタッフをたくさん抱えている派遣会社に依頼しますので、大手狙いの人は、大手派遣会社に複数登録しておきましょう。
また、大手企業は、派遣の受け入れに慣れているので、派遣スタッフ側も働きやすいことが多いですし、派遣仲間がたくさんいて横のつながりもできます。
4.プライベートを大事にできる
契約書で業務範囲が決まっているのも、派遣の大きなメリットです。
やるべきことをキチンとやっていれば、必要以上に管理はされません。仮に他の人が残業していても、派遣は退勤しても構いませんし、習い事をしたり、ジムに通ったり、友だちと飲みに行くのもいいでしょう。定時以降の時間を自由に使いやすいので、ワーク・ライフ・バランスを重視したい人に派遣は向いています。
なかには残業が条件の求人もあるので「残業なし」または「残業少なめ」である点は、求人票やコーディネーターに確認しましょう。
5.未経験の仕事でも挑戦しやすい
やってみたい業種があるけれど、経験が無いから尻込みしちゃう・・・
そんな人は、派遣という働き方で飛び込んでみるのはいかがでしょうか。「何か違うな」と思ったら、更新のタイミングに合わせて辞めれば問題ありません。
挑戦したい業種で検索し、さらに「未経験歓迎」または「未経験OK」などのコメントがある求人にエントリーしてみましょう。うまく求人が見つけられない場合は、フリーワード検索も有効です。
6.スキル次第では高い時給で働ける
派遣は事務職だけだと思っていませんか?最近は専門職派遣も増えていて、上級者向けの求人も用意されています。
求人検索でも、専門職のチェック項目が増えているので、一例を載せておきます。
英語やIT、インフラ系などの専門職派遣になると、時給はかなり高めになり、2022年4月におけるITエンジニア派遣の平均時給は、東京都で2,292円です。(出典:テクノジョブサーチ)
時給2,292円で1日8時間×20日働くと、月収は366,720円になります!
7.プロに相談できる
日々の業務で、次のような不満を感じることってありますよね・・・。
- 本来の業務ではないのに仕事を振られてしまう
- 定時間際に仕事を依頼されてしまい、残業が発生している
派遣先に直接言いづらいことでも、派遣会社が代わりに伝えてくれる点は、派遣ならではのメリットです。派遣会社も、角が立たないようにうまく伝えてくれるので、一人で悩まず派遣会社に相談しましょう。
派遣会社に相談する時のコツは、次の3点を書き出すことです。
- 何に困っているのか
- いつから困っているのか
- 今の状況がどう変わることを望んでいるのか
これらを明確にしてから派遣会社に相談すると、話がスムーズに進みますよ。
派遣会社に伝える時は「なんとなく困っている」といった曖昧な説明はNG。できるだけ具体的に伝えることが大切です。
8.辞めても次の派遣先を紹介してもらえる
派遣先での評価が著しく低かったり、契約途中でいきなり辞めてしまうといったペナルティ行為がなければ、派遣会社は次の仕事先を紹介してくれます。ただし、紹介されたものが、あなたの条件に合うとは限らないので、並行して自分でも求人検索をしてみましょう。
テンプスタッフ
9.いろんなスキルアップ講座を受講できる
大手派遣会社は、無料または割引で受講できるスキルアップ講座を数多く用意しています。
無料講座は、派遣登録するだけで受講できるので、スキルアップ目的で派遣登録する人もいます。次の2社は無料スキルアップ講座がとくに充実していておすすめですよ。
派遣会社のスキルアップ講座は「スタッフ登録」するだけで受講できる点が非常に優れています。なかには就業中のスタッフだけが対象のものもありますが、ほとんどは「登録スタッフ」も受講対象になります。
短期集中でスキルアップしたい人はパソナ、自分のペースで学びたい人はテンプスタッフに登録して、スキルあプ講座のみ使い倒すのもおすすめです。
私もテンプスタッフのスキルアップ講座にはお世話になった一人です。
10.人間関係のしがらみが少ない
与えられた仕事を責任をもってこなしていれば、派遣はそれ以上の貢献を求められません。極論を言うと、気の進まない飲み会は参加しなくてもかまいません。
派遣は正社員とは違い、多少付き合いが悪くても「そういうスタンスの人」として受け入れてもらいやすいので、必要以上に人の目を気にしなくてもいいのです。
飲み会は暑気払いと新年会の2回だけ、などマイルールを決めて参加している人もいます。
派遣で働くデメリット5選
派遣のデメリットと、それを補う、または回避する方法もあわせて解説していきます。
- 最長3年までしか働けない
- ボーナスや退職金が出ない
- 休むと給与が出ない
- 業務範囲が限定される
- 正社員より社会的信用が落ちる
1.最長3年までしか働けない
満期がある働き方の一番のデメリットは次の2点と言えます。
- 気に入った職場でも、3年以上は働けない
- 職務経歴が多くなりやすい
一ヶ所に腰を据えて長く働きたい人にとって、満期のある派遣は向いていませんが、次の方法で回避できます。
- 派遣元の無期雇用派遣になる
- 派遣先の直雇用になる
3年満期以降も継続雇用されるかどうかは、派遣先に決定権があるため、希望したからといって必ず継続雇用されるとは限りません。ただし、継続雇用の措置は国も推奨しているため、派遣会社に言ってみる価値はあります。
あなたの希望により、有期雇用から期間の定めのない雇用への転換が進められるようになります。
有期雇用の派遣労働者(雇用期間が通算1年以上)の希望に応じ、
[1]期間の定めのない雇用(無期雇用)に転換する機会の提供
[2]紹介予定派遣※の対象とすることで、派遣先での直接雇用を推進
[3]無期雇用の労働者への転換を推進するための教育訓練などの実施
のいずれかの措置をとることが、派遣会社の努力義務になりました。
※派遣先に正社員や契約社員などで直接雇用されることを前提に、一定期間派遣スタッフとして就業する形態
2.ボーナスや退職金が出ない
派遣の時給は、ボーナスや定期昇給分があらかじめ時給に含まれるため、ボーナスや退職金が出ないのは妥当でもあるとも言えます。派遣がパートより時給が高い理由は、この点にもあるのでしょう。
また、有期雇用派遣はボーナスや退職金は出ませんが、無期雇用派遣に限り、派遣会社からボーナスがで出る場合もあります。
3.休むと給与が出ない
コレが時給制の辛いところですが、物価高騰にともない、派遣の時給単価も上昇傾向にあります。時給制が不安な人は、少しでも時給の高い求人を狙えるよう、日頃から自分のスキルを磨いておきましょう。
スキルを磨くといっても、まったく畑違いなことを、イチから学べと言ってるのではありません。たとえば次のようなイメージです。派遣会社の無料スキルアップ講座を使うことで、習得できる範囲ですね。
- ExcelのIF関数なら少し使える → ピボットテーブルも勉強してみる
- PowerPointを触ったことがない → スライドショーの設定までできるようにする
スキルが上がって時給が50円UPしたと仮定すると・・・
時給が50円高い仕事を1日7.5時間就業×月20時間×12ヵ月=年間で¥90,000の違いになるので、馬鹿になりません。
4.業務範囲が限定される
派遣は、良くも悪くも、契約書で結んだ業務においてのみ、責任が発生します。「それでは物足りない、管理職に匹敵するような責任ある仕事をしてみたい!」という人は、一度正社員での転職活動をやってみるのもアリです。
または、派遣の求人ページのフリーワード検索で「管理職」や「マネージャー」などのキーワードを入れて検索してみましょう。派遣の場合、リーダークラスの求人は少ないため、業界屈指の求人数を誇るテンプスタッフ
5.正社員より社会的信用が落ちる
派遣やパートだと、アパートを借りる際に、家賃保証会社の加入を求められたり、保証人を2人用意するよう言われることがあります。
クレジットカードを作れない時代もありましたが、今はほぼ問題ないでしょう。ほかには、男性が派遣社員の場合、婚活市場でも多少不利になるかもしれません。
派遣のメリットを享受できる人の特徴5つ
派遣は、向き不向きがはっきりしている働き方です。次の5つのうち1つでもあてはまる人は、派遣向きと言えるでしょう。
- 割り切って働きたい人
- 人前に出るのが苦手な人
- 飽きっぽい人
- ダブルワークしたい人
- いろいろな職場を経験したい人
順番に解説していきます。
1.割り切って働きたい人
正社員とは違い、派遣は、飲み会や会社のイベントに欠席しても大丈夫です。もちろん、誘われれば参加するに越したことはないのですが、業務上困らない程度のコミュニケーションがとれていれば、その他は特に問われない、というのが派遣社員です。
サッパリとした人付き合いを希望する人にも、派遣は向いています。
2.人前に出るのが苦手な人
世の中には「人前に出て話をしたくない」「会社の電話に出たくない」という人が一定数います。得手不得手は誰にでもあるので、決しておかしなことではありません。
派遣は、コミュニケーションをとるのが苦手な人にも向いています。
【参考】テンプスタッフ
派遣には、過度なコミュニケーションは不要で、与えられたタスクを淡々とこなす仕事も多くあります。
- 飽きずに淡々とこなし続けられる人
- ルーティンワークをミスなくこなし続けられる
こういう人は、派遣の現場ではとても重宝されます。
3.飽きっぽい人
最大3年までしか働けない派遣は、飽きてきた頃に違う会社を経験できるため、一ヶ所で長く勤めあげるのが苦手という人にも向いています。3年満期まで勤め上げれば「会社都合」による終業なので、ネガティブなイメージになりません。
ただし、気分によってコロコロと職場を変えるのは、派遣と言えども不利に働くので、よほどのことがなければできるだけ満期まで務めるようにしましょう。
4.ダブルワークしたい人
かなりゆるくなってきてはいますが、正社員のダブルワークを禁止している会社はまだまだ多いです。その点派遣は自由です。プライベートを優先しやすい派遣は、ダブルワークや副業ととても相性がいいです。
派遣会社によっては副業分の源泉徴収もまとめてやってくれる会社もあるので、助かりますね。
5.いろいろな職場を経験したい人
「いろんなことをしてみたい」「違う会社を見てみたい」こんな好奇心旺盛なタイプにも派遣は向いています。派遣は大体、3ヶ月ごとの更新制のため、更新のタイミングに合わせて辞めれば問題はありません。
ただ、派遣のメリットでもある「辞めやすさ」は、ひとつ間違えると、辞め癖がついてしまう点に注意が必要です。派遣はどうしても職歴が増えてしまいやすいので、とくに意図がない場合は、業界や業種をある程度統一している方がいいでしょう。
いかがでしたか?この記事を読んで、自分は派遣に向いてるかも?と感じた人は、ぜひ派遣会社に登録してみましょう。私は圧倒的な求人数を誇るテンプスタッフ
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